1つめは急激な負荷での筋肉の炎症による腰痛。重たい物をもってのぎっくり腰や、激しい運動でおこる腰痛。
これらは、筋肉に炎症をおこし腰痛の原因となります。打った、ぶつけた、捻ったなどもこちらに該当します。

2つめは体の左右の均衡(バランス)、前後の均衡の崩れにより筋肉が常に緊張状態となり、体を歪ませ起こる腰痛。
上着がいつも片方下がる。スカートが気づけば回っている。足の長さが違うなどありませんか?

荷物をいつも右で持つ。足を組まないと座ってられない。立ってる時は右に重心をかけているなど、体の片側に負担を強いる癖はないでしょうか?日常生活でのクセ、体の使い方によって体が歪んできてジワジワ痛んで来たり、鈍痛があったりします。慢性腰痛となっていることが多いですが、何かをきっかけに急性腰痛(ぎっくり腰)として痛みを出す場合もあります。
ヘルニアでの腰痛やすべり症・分離症などの腰痛もこの体のゆがみ、日常での体の使い方によるものが多いです。

神経の圧迫も、元を正せば筋肉の収縮(緊張)によって起こってきます。筋肉の収縮(緊張)が体を歪ませ神経の通りを悪くしてしまいます。

3つめは内臓からくる腰痛です。特徴としては常に痛みがあることです。
立ってても座ってても横になっても楽な体勢がみつからない腰痛があります。この場合は肝臓、胆のう、腎臓、腸、卵巣などの不調が考えられます。盲腸(虫垂炎)は普通はお腹の痛みですがまれに腰痛がでる場合もあるようです。夜中に急激な背中~腰に痛みが出た場合は尿路結石も考えられます。

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