頭痛や吐き気はいくつか感じ方の種類があります。例えばガーンと響くような頭痛、じんわり来る吐き気などです。ストレスからくる頭痛や吐き気にもちょっとした特徴があります。頭痛の中でもっとも危険なのは脳の病気からくる『ドーン』と殴られたような頭痛です。そして一般的に広く知られている片頭痛の場合は心臓の鼓動に合わせたような頭痛があります。ズキズキ、というような感じの頭痛です。

それに比べると自律神経失調による筋肉の過緊張からくるストレス性頭痛は緊張性頭痛に最も近いです。緊張性頭痛の痛み方はじんわりと頭が痛むのが特徴で、心臓の鼓動音にはあっていません。肩や首が重く、頭にも何か乗っかっているような頭痛がストレス性の頭痛や緊張性頭痛の特徴です。
ストレス性の吐き気は急性の感染症などの吐き気との見分けはつきますが、風邪などの吐き気とは見分けがつきにくいです。ストレス性の吐き気の場合にはいきなり嘔吐するということはなく、胃の上の方から喉にかけてがむかむかするのが特徴です。実際に嘔吐する人よりも吐き気だけが長く続くという人も多いです。

ストレスによる頭痛がひどいときには緊張からくる頭痛と考えられるため、肩から首をあたためるのが非常に有効です。肩から首にかけての筋肉の緊張をほどいてやることで頭痛が治り、過緊張から吐き気が来ている場合は吐き気も改善されるからです。ストレスからくる頭痛は緊張性頭痛と同じようにぼんやりとした痛みが特徴的です。頭に何かのしかかっているような感じもあります。

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