肩こりの原因の1つに、姿勢の悪さがあります。姿勢が悪いと筋肉疲労が起こりやすく、肩こり・首こりの原因なるので注意が必要。悪化すると頭痛が起きたり、身体が歪んでさまざまな病気を引き起こす恐れもあるのです。
ここでは、身につけておきたい「正しい姿勢」について解説していきます。ぜひ、自分の姿勢を見直してみて。
立っているときの姿勢を良くするには、背骨のS字カーブを意識することが重要。背骨は正面から見ると真っすぐですが、横から見ると緩やかなS字カーブを描いているのです。正しい姿勢で立つポイントを、以下にまとめてみました。
- 視線は真っすぐ前方に据えて顎は引く
- 肩の力を抜いて胸を軽く反らす
- 左右の肩の高さを揃える
- 腹筋をグッと引き締める
- お尻の筋肉を締める
以上のポイントに気をつけて、耳→肩→腰椎の前→膝→くるぶしが一直線上にくるように立ってみましょう。
理想的なのは、すべての筋肉がリラックスし、関節がスムーズに動く姿勢。慣れないうちはムダな力が入って疲れやすいですが、慣れてくると自然と正しい姿勢を取れるようになります。