股関節痛、高齢者の方の大腿を鍛える、アイソメトリックトレーニング
太腿股関節を鍛える運動といえば、スクワットが有名です。
スクワットは大腿に大きな負荷を与え、鍛えることができます。比較的疲労の大きい運動です。
膝関節をかなり大きく使用するため、関節痛に悩む人や高齢者にとっては、かなりきつく、大変な運動になります。
あまりスポーツをしない人や高齢の人、痛みを抱えている方が、効率よく太腿を鍛えるには、アイソメトリックトレーニングがとても役立ちます。
アイソメトリックトレーニングを実行すれば、関節を強く使わなくても、太腿、股関節を鍛えることができます。
アイソメトリックトレーニングは「静止トレーニング」です。ほとんどの筋肉トレーニングは、筋肉を動かすことで負荷を与えています。
しかし、アイソメトリックトレーニングは、筋肉を静止、つまり伸び縮みをさせない状態で、身体に負荷を与えるトレーニングとなっています。
高齢者、股関節痛などで強い運動ができない方にもおすすめの方法です。
太腿のアイソメトリックトレーニングにはタオルを使うやり方があります。
・椅子に座り、タオルを足の裏に引っ掛けます。
・タオルの両端を持ち、背筋を伸ばして脚でタオルを押します。
・そのまま10秒ほどキープ。何回かこの動作を繰り返し行います。
この簡単な方法で大腿が鍛えられます。毎日、継続することで効果が上がります。
高齢者、痛みのある方には最適な、トレーニング方法です。
整体・カイロプラクティックで股関節を正しい場所に戻してから、このエクササイズをしましょう。