睡眠時に試したい! 4つの腰痛緩和法を御紹介します。
寝る姿勢を変えてみる
布団にお尻を下してゆっくり横向きに寝てみましょう
「良い姿勢で寝るために、仰向けで寝るようにしましょう」という人もいるようですが、腰の状態によっては、仰向け姿勢が負担になることもあります。寝るときは仰向け姿勢にこだわらず、楽になる姿勢を探します。腰痛のため、寝返りがつらい場合は、最初から横向きの姿勢を作るように、ゆっくりと横になってみましょう。
腰とお尻にバスタオルを当てる
ウエストからお尻の下部までタオルが当たるように
腰痛では、腰部の安定性に関わる深部の筋肉が、過度に緊張することで腰部のカーブや骨盤の角度が変化することがあります。すると、仰向けに寝たときに痛みがでることも。
その場合はバスタオルを写真で示す範囲に敷いてみましょう。バスタオルは、二つ折り・三つ折りにするかどうかは、腰の状態にもよるため、自分に合うように調整します。
横向きで緩和する場合、横向き寝の工夫をする
横向き寝姿勢では、膝の間にクッションを入れるとさらに楽です
横向きで腰痛 がやわらぐ場合は、両膝の間に座布団やクッションを挟むと、さらに負担が軽減されます。
横向きで寝る場合は、左右どちらが敷布団に接するかによっても、症状の出方が違うことがありますので、左右ともに試してみましょう。
少しだけ力を入れてみる
腰で布団を圧すように力を入れると腹筋が働きます
仰向けで寝る際に、最初から両脚を伸ばさずに、両膝を立ててから、上半身をゆっくり布団へ下ろします。そして、両膝を立てたまま腰を敷布団へぐ~っと圧しつけてみましょう。(少しお腹へ力が入ります)
ゆっくり5つ数えたら脱力して、再度、敷布団へ腰を圧しつけます。5~7回ほど繰り返した後に、両脚を伸ばすと、腰痛が軽減されている場合があります。効果は腰の状態により個人差があります。
横になって寝る際に腰が痛むケースでは、腰や骨盤の関節の動きが減少していたり、関節に変形がみられる場合なども考えられます。また、妊婦さんは、ホルモンの影響により、腰痛が生じやすくなっていることもあります。
すこやかケアー(整体・カイロ・マッサージ・気功)