肩こりは主に筋肉の緊張と血流の低下から起こるため、整体・カイロプラクティックの施術も効果的ですが、食べ物でも効果が期待できます。
大豆などビタミンEを含む食品は末梢血管まで作用するため血流を良くし肩こりに有効に働きます。また梅に含まれるクエン酸は血液の中の疲労物質を除去する作用があるため、血流を改善します。肩こりはビタミンやミネラル不足も考えられ、プルーンは豊富な栄養素が含まれているためぜひ口にしたい食べ物の一つといえるでしょう。
首の骨と骨の間にある椎間板はクッションの働きを持ち、椎間板の柔軟さは肩こりに大きく影響します。この椎間板を強くするものがコラーゲンで、鶏皮や鶏ガラ、豚足、魚の目のゼラチン質、スッポンなどに多く含まれています。
また納豆やオクラ、山芋などヌルヌル食品はムコ多糖が多くカルシウムの吸収率をよくするため骨を強くしたり身体全体の細胞に有効に働きます。他精神的ストレスも肩こりに多いに関係があり、カルシウムを含むヨーグルト、ひじきやマグネシウムを含むナッツ類、いわしの丸干しはストレスを緩和する作用があります。
吸収されたカルシウムを排除したり冷えやむくみの原因になるものに白砂糖がありますが、甘みが欲しい場合は黒砂糖の方が健康的です。