「片頭痛」は「偏頭痛」とも書き、「へんずつう」または「へんとうつう」と呼びます。朝、目が覚めて起きた時から頭痛として感じる場合や、太陽の光などを頭や目に受けて頭痛が起こった場合は片頭痛の可能性が高いです。激しい運動後や緊張が解けてほっとした時、休日などにも起こりやすいのが特徴。片頭痛患者の1割前後で、前兆がみられます。片頭痛の発生メカニズムについてはまだ解明されていない部分もありますが、有力な説としては「セロトニン説」と「神経血管説」の2つがあります。また、遺伝の要因もあるとも考えられています。
片頭痛は血管による拍動性の痛みで、若い女性に多く、しばしば家族性であります。片頭痛の前は食欲が旺盛になる、甘いものが食べたくなる、眠気をさすなどと言われていますが、実際に発作を予知することは不可能です。悪心嘔吐・羞明・めまい・圧痛・食欲不振・多幸感などを伴うことも多々あります。前兆を伴うタイプもあり、視覚暗点・閃輝暗点(ギラギラ輝く歯車のようなものが見える)・一過性半盲(視界の一部が一時的に欠けて見えなくなる)・片麻痺・片側性感覚障害(痛みと半盲の出ている側の手の痺れ)・言語障害(舌のもつれ)などが前兆としてみられます。
睡眠で軽快することが多いですが、起床で始まることもあります。但し、睡眠中に呼吸が無意識のうちに止まってしまうという「睡眠時無呼吸症候群」が原因となっていることもあります。口呼吸する習慣のある人・肥満気味の人は要注意です。
慢性的な片頭痛には本格的な整体・カイロをお勧め致します。
すこやかケアー(整体・カイロ・マッサージ・気功)