つくば市の整体・カイロ・マッサージ・気功のすこやかケアーです。

冷えによる血液の循環の鈍りは、頭痛を引き起こすこともしばしばあります。これは、首の後ろ側に広がる僧帽筋と言う筋肉へ、栄養や酸素がうまく運ばれなくなることで発生する頭痛と考えられています。そして、冷えによる血の巡りの不良に血管の圧迫と神経の圧迫が重なると、緊張性頭痛という疾患に陥るる時があります。病気と言うほどでなくても、緊張性頭痛に近い病状を寝起きに感じている人も多いです。 これは、睡眠中に頭部そのものが冷える事だけでなく、全身の血行の問題が深く関係しています。
私たちの身体の血の巡りは、睡眠中は起きて行動している間より穏やかになり、起床と同時に盛んになるしくみになっています。このしくみは、朝になって分泌される副腎皮質ホルモンの作用によるもので、身体に最適な血の巡りを確保する作用をしています。しかし、疲労や過度のストレスにより副腎皮質ホルモンが消費されると、寝起きに十分な血液の循環が確保出来ない状態になります。また、冷え性の方は、睡眠中の血の巡りが相当鈍り、全身に運ばれるはずの水分が上半身に集まる傾向があります。こうした事から、頭部もむくんだような状況になり、寝起きの頭痛につながると考えられています。冷えによる頭痛を防止するには、頭部自体を冷気にさらさないこと、肩から後頭部のこりを予防すること、下半身を冷やさ無いことが肝要になります。頭痛が起きてしまったときには、頭と脚をいくらか高くして横になり、足元と首すじ、それと両脇を温めてみると良いでしょう。

すこやかケアー(整体・カイロ・マッサージ・気功)

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