ぎっくり腰とは、「グキッ」と急に発生する腰痛の総称
ぎっくり腰には、原因不明の腰痛症や腰椎椎間板ヘルニアの初期の段階も含まれ、痛みの激しさなどから、「魔女の一撃」とも言われています。
そもそも、二足歩行の人間は、重心が高い割りに体重を支える面積が小さいので、腰痛・ぎっくり腰を起こしやすいのです。
人は進化の過程で直立できるようになりましたが、骨盤は水平から60度しか起き上がっておらず、直立するために腰部分の骨は前にカーブし、背中部分の骨は後にカーブし、首にかけてもう一度前にカーブするというS字の仕組みで、この腰部分のカーブが人の腰の弱点になっているのです。
その骨盤の上に腰骨が乗っているわけで、30度の傾斜の上に立つのと同じ状態です。
したがって、支えている腰の部分に負荷がかかるので、傾斜の上に立つ腰骨を支える周辺の腹筋や背筋を日ごろから強化する必要があります。
少し前置きが長くなりましたが、実際にぎっくり腰になった時の対処法は、とにかく筋肉を緩めることです。動けるのならゆっくりと温かいお風呂に入ってください。
当院ではどんなに痛いぎっくり腰でも治療できます。「ぎっくり腰がおさまってから整体・カイロプラクティックに行く」という方がいらっしゃいますが、痛いときに痛みがよくなるから治療家が必要なのではないでしょうか。
お1人で動けない場合はどなたかが連れてきていただければ、お帰りになる際には運転できるようになりますのでご安心ください。