病気ではないけどつらい「肩こり」。世帯員の健康状態を調べた国民生活基礎調査(平成13年度)では、自覚のある症状として女性では肩こりが1位、男性では3位という結果が。この傾向は年々増えていて、しかも低年齢化が進んでいると言われています。
とは言え、肩こりは病気でないと書きましたが、「変形性頚椎症(へんけいせいけいついしょう)」や「頚部椎間板ヘルニア」といった病気が潜んでいる場合もありますので油断は禁物。
では、肩こりを悪化させないためにはどうすれば良いのでしょうか。そこで、肩こりの原因を探ったうえで、肩こりをわずか10秒で解消する超簡単な方法『さとう式リンパマッサージ』をご紹介します。「どうして?」と疑いたくなるほど超簡単なこの方法で、肩こり知らずのハッピーな生活を送りましょう♪
なぜ肩こりになるのか? ―原因―
肩こりには大きく分けて、「病気が原因の肩こり」と「病気が原因ではない肩こり」があります。
病気が原因の場合、変形性頚椎症や頚部椎間板ヘルニア以外にも内臓疾患やうつ病などから肩こりになることもあり、この場合、医師による診察が必要。
病気ではない肩こりには、無理な姿勢、合わないメガネやコンタクト、冷え性、運動不足などの原因が考えられますが、なで肩や猫背の人も肩こりになりやすいと言われています。
病気と病気でない肩こりの見分け方
背骨や関節の異常、子宮筋腫や子宮内膜症、生理異常、更年期障害など女性特有の病気も肩こりの原因となります。
病気かどうかを見分ける目安として、肩こりの症状がどんどん悪化する、頭痛や血尿、腹痛や背中の痛みなどが伴うなどの場合は「病気」が原因している可能性が高くなりますので、念のために医師の診断を受け、肩こりの根本的な原因を解明することが大切です。
病気でない肩こりの原因
病気でない肩こりの原因として一番多いのが、長時間の運転やパソコン作業など、全身を使わず同じ筋肉ばかりを使い続けること。
また椅子と机の高さのアンバランスや不自然な姿勢による運転、デスクワークなどによる筋肉の疲労も肩こりにつながります。特にタバコを吸う方は、さらに血行が悪くなりますので要注意!
早く改善したい場合は当院へいらしてください。
すこやかケアー(整体・カイロ・マッサージ・気功)