疲れは本来、睡眠をとることで緊張していた筋肉が緩み、解消されていきます。
全身が疲れていれば筋肉がバランスよくほぐれていくのです。
しかし部分疲労とは、均等に疲れていないということですから、疲れの取れ具合もどうしても均等になりません。
十分な睡眠をとったとしても、その箇所だけは余分に筋肉が緊張、硬直しているため、他の部分が緩んでそこだけは
緩みきらず、緊張が残ってしまうのです。それが朝起きた直後に感じる気だるさや倦怠感、疲労感の原因になっているのです。
「それなら長時間ねればいいでしょう?」との声も聞こえてきそうですが、あまり眠ってしまうと、部分疲労を起こしていた箇所自体は適度にほぐれるかも知れませんが、今度は他の部分が緩みきってしまって筋肉に適度な力が入らなくなるのです。いわゆる「たるんだ状態」になってしまい、これもまた別の個所で働きが悪くなったところをカバーしようとするため、部分的な疲労を重ねる原因となってしまうのです。
そしてその重ねた疲労が腰痛・肩こり・膝痛などを引き起こしてしまいます。
その前に整体・カイロプラクティックを有効に活用ください。